その場でみれる

注文住宅を建築する場合、工事中の現場を見ることができるのはメリットの一つです。工事が進み大工工事が始まる際には上棟と呼ばれる棟木(建物の屋根の一番高いところの木)を施工する日があります。通常の大工工事では2から3人の大工職人が工事を進めるのですがこの日は5〜10人程度大人数の大工が集まり一気に住宅の骨組みを完成させるのです。上棟は住宅建築において一大イベントなのです。 今では考えられないでしょうが、昔はこの日はお神酒と呼ばれる清めのためのお酒を朝市に飲んで作業を行っていたのです。施主にとっても上棟日は大工に気持ちよく作業をしてもらうためにお昼ご飯に赤飯を振舞ったり棟木が上がったら上棟式と呼ばれる式を神主を呼んで行っていました。その後近所の人を集めて餅まきが行われたのです。上棟日の施主の負担が重いということで最近では建築会社によってはこうした行事を簡略化したり代行するなどの会社もあるのです。

注文住宅を建築する人の多くは住宅に関心が強く中には会社を休んで一日作業を見守っているという施主もたくさんいます。それほど朝と夕方では建物の印象ががらりと変わるのです。注文住宅は施主にとってはもちろんその住宅を建築している職人にとっても唯一無二の建物です。同じような間取りの建物は存在しても全く同じ建物は存在しません。せっかく注文住宅で建築しているので作業をしている職人と知り合うことをお勧めします。平日に何度が足を運ぶことで職人の仕事を観察することができるのです。職人も人ですから相手がだれかわからなければ当然警戒してしまいます。とはいえ最近の職人は昔ほど頑固で無口という人は少ないのです。声をかければ気持ちよく対応してくれる職人も多いので勇気をもって声をかけてみることをお勧めします。直接声をかけにくければ建築会社の人に同行してもらい紹介してもらう形で顔を合わせることもできます。